~悩み相談①~
最近、愛と恋の違いについて
考えることが多くなりました。
恋は情熱的で
一時的なものだと感じる一方、
愛はもっと深い絆のように
思えます。
でも、この違いを
明確に理解できず、
悩んでいます。
どうすれば愛と恋の違いを
理解できるのでしょうか?
~考え方~
【愛:慈悲の心】
花を愛する人は
道端に咲いていた花に
水を与え
その成長と安全を祈る
お金もなく何日も食べれずに
困っている人がいる
その相手に食べ物を買ってきて
『これを食べてください』
と、言いながら手渡し、
相手の健康と今後の幸せを
願うなら
慈悲の心であり、愛である
【恋:期待と執着心】
恋を言葉で伝えるなら
『好き』と言う
花が好き(恋)な人は
道端の花を抜いて
家に持ち帰り
花瓶に入れて飾る
部屋が、自分の周りが
花によってキレイになる事を
期待している状態
その花が枯れれば
不要となる
つまり恋とは自分が欲しくなった
モノ(者・物)を
手に入れようと
執着するものに
使う言葉だということです。
『あの人に恋をした』
冷静さを保てないほど
“ある一定の人”に性的に
執着すると恋と呼べます。
また、恋に落ちる時には
この人は優しいから恋人にしたら
尽くしてくれるだろう
等と自分に対して損得を
必ず計算に入れて
恋心は芽生えます。
多くの方が恋人と言われる
パートナーを探して
良い人がいれば、
喜び、心躍る感覚に満ちます。
自分がパートナーに
与えているものは
愛であり、
自分がパートナーに与えた量か、
それ以上の愛を欲する感覚。
つまり見返りです。
これは愛や恋とは違い恋愛です。
恋愛は一方通行の様なものでは
寂しさや悲しさが起こり、
次第に怒りや憎しみにも
変わっていきます。
ここで間違えてはいけないのは
相手に与えているのは
愛ではありません。
愛とは
慈悲の精神で行うものであり、
仮に自分がこれだけ
与えたのだから
これだけは返して欲しい、
これだけは与えて欲しい、
と、思うなら
“愛”を与えているのではなく
“取り引き”をしているのです。
自分の心に芽生えているものが
愛であるのか
恋であるのか
それを考えている動機は
恋愛をしたからなのか
学びとして考えているのか
これらを見つめながら
愛や恋の定義、
または使い方について
考えられては
いかがかと思います。
結論
【愛:慈悲の心】
【恋:期待と執着心】
【恋愛:恋を愛だと主張する芝居】
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