お釈迦様と言えば仏教です。
現代における仏教はお葬式や法事の際に
関わりを持つ宗教のひとつとしての
印象が強いかと思います。
宗派を選んだり、
戒名をつけて頂いたり。
亡くなった方が成仏出来るようにと、
お経を唱えたりして
”信じる”ものとして捉えられています。
しかし仏教を語るには”お経”は欠かせませんが、
お経はお釈迦様が説かれた真理になります。
これは科学と言いますか、
物凄い心理と言いますか、
人間の悩みの本質に驚くほど的を得てるものです。
生きている中で、
お釈迦様の教えに触れずに暮らしている事は
非常に勿体ないことだと感じています。
仏教は信じて救われるものではなく
行いを実践して身に付けてこそ
効果が出ると思います。
美味しいオムライスを作りたい。
だけどレシピや調理道具が分からない。
何となくで作り、失敗。
結果的に嫌気が差し、
断念してしまうことになります。
完璧な答えのレシピや、
一番使いやすい調理道具など
書かれているものを見て作った方が
成功する確率は格段に上がります。
そして何よりレシピや道具の教えを見た方が、
成功へ断然早く到達出来るはずです。
人間の悩みや生き方も
同じことが言えるものです。
自己成長を願い学ぶ方。
悩みを抱いて払拭したい方。
いずれにしても細かな部分のみを
見つめていては解決しません。
目の前の出来事は解決出来ても、
また同じ様な出来事でも悩むでしょう。
では何をするべきなのか。
まず第一段階で
人間の本質を知る事から始まります。
次にその本質を理解から納得の境地へ行きます。
人間の悩みや未熟さを理解し納得出来れば、
それらをどの様にして無くしていくのか。
これを理解する必要があります。
どの様にして無くしていくかを理解すると
その方法について考えます。
次に、その方法を実践する段階に入ります。
その段階に入った際に
その方法を実践“出来ない”ことを
どうすれば出来るようになるのか。
ここを注目して考える必要が出てきます。
さらにその出来ない部分をどの様に補うか。
これを行っていきます。
自己啓発や自己成長。
悩みを解決したいという有り触れた
台詞ではありますが、
本当にところはある意味で壮絶なものです。
それを哲学の地図では一緒にお手伝い出来ればと思います。